防錆フィルム「ボーセロン」
ボーセロンは、1969年にアイセロが世界で初めて商品化した気化性防錆フィルムで、自動車をはじめ、機械、鉄鋼などさまざまな分野で広く使用されています。
ボーセロンは、フィルム内に気化性防錆剤を主成分とする諸防錆剤を分散させた防錆フィルムで、ボーセロンで金属製品を包装した場合、フィルム内から防錆剤が順次気化もしくは析出し、防錆効果を発揮します。
ボーセロンは、フィルム内に気化性防錆剤を主成分とする諸防錆剤を分散させた防錆フィルムで、ボーセロンで金属製品を包装した場合、フィルム内から防錆剤が順次気化もしくは析出し、防錆効果を発揮します。
ボーセロンの特長
- 防錆効果が即効性であり、持続性も備えています。 防錆効果について
- 透明フィルムのため内容物の区分けが容易です。
- 内容物や用途に合わせたフィルム選択ができます。 主なタイプと用途について
- ヒートシールが簡単にできます。
- 防錆と包装を一工程で行えることで、作業改善、コストダウンにつながります。
- 自動包装機との組み合わせも可能です。
- 燃焼しても有毒ガスの発生はなく、ポリエチレンと同様にリサイクルすることも可能です。
ボーセロンのメカニズム
ボーセロンは、フィルム内に気化性防錆剤を主成分とする諸防錆剤を処方した包装用フィルムです。
気化性防錆剤は常温で徐々に気化(昇華)し、その気化ガスが金属表面に化学的もしくは物理的に吸着して金属の腐食を抑制する 化合物です。
従って、ボーセロンで包装するだけでフィルムから防錆剤が気化したり、侵入した水分に溶け込んだりして金属製品 の表面に防錆剤の膜を形成するので、包装と防錆を一工程で解決することができます。
気化性防錆剤は常温で徐々に気化(昇華)し、その気化ガスが金属表面に化学的もしくは物理的に吸着して金属の腐食を抑制する 化合物です。
従って、ボーセロンで包装するだけでフィルムから防錆剤が気化したり、侵入した水分に溶け込んだりして金属製品 の表面に防錆剤の膜を形成するので、包装と防錆を一工程で解決することができます。
ボーセロンの安全性に対する考え方
ボーセロンは、アイセロが1969年に世界に先駆けて商品化に成功したオリジナルな防錆フィルムで、 その後40年間、防錆フィルムの概念を確立し信頼を得てきたブランドであり、現在もトップシェアー の位置にあります。
成分の開示は、国内の習慣ではノウハウに属するものとして一般的ではなかったにもかかわらず、弊社では 使用先に対しその要求に応じて防錆剤成分を開示してきました。これは、アイセロが開発当初から 安全性の問題を最重要事項であると認識していることの証しです。
開示の内容は防錆剤成分の名称、構造、含有量とし、化審法No.(化学薬品の審議等に基づく法規制) あるいは米国におけるCAS No.(Chemical Abstract Service)などを明確にすることであると考えています。
成分の開示は、国内の習慣ではノウハウに属するものとして一般的ではなかったにもかかわらず、弊社では 使用先に対しその要求に応じて防錆剤成分を開示してきました。これは、アイセロが開発当初から 安全性の問題を最重要事項であると認識していることの証しです。
開示の内容は防錆剤成分の名称、構造、含有量とし、化審法No.(化学薬品の審議等に基づく法規制) あるいは米国におけるCAS No.(Chemical Abstract Service)などを明確にすることであると考えています。
お問い合わせ
お問い合わせフォームよりお問い合わせください。