沿革
1933年(昭和8年) | 4月 | 合資会社ミスズセロファン商会を創業(豊橋市関屋町9番地)。当時の先端包装材料セロファンに着目し、輸入セロファンの加工を行なっていた東京セロファン紙と大日本セロファンからセロファンの裁ち屑を買い取り、平判を断裁し、包装紙やロープに再生して販売した。 | |
1940年(昭和15年) | 5月 | 三鈴紙工株式会社に改組し、資本金6万円とする。 | |
1947年(昭和22年) | 6月 | ミスズセロファン株式会社に社名変更、セロファンの加工、販売を行う。 | |
1948年(昭和23年) | 4月 | 資本金500万円にて愛知セロファン株式会社を設立、セロファンの製造を開始。 | |
1949年(昭和24年) | 3月 | セロファンの本格生産に入る。(愛知セロファン)
アイセロブランドの普通セロファン(PT)を平判(90cm×100cm)にて販売、さらに安定した品質の着色セロファン(PC)生産体制を構築し、製造・販売を開始。 |
「AICELLO」ブランドのセロファンフィルム |
1950年(昭和25年) | 2月 | 資本金1,000万円に増資。(愛知セロファン) | |
1955年(昭和30年) | 10月 | 豊橋市関屋町にてポリエチレンフィルム(インフレーション法)製造設備を導入。(ミスズセロファン)
輸入原料による低密度ポリエチレンフィルム「スズロン」を生産、販売。 |
「スズロン」を使った食品包装 |
1957年(昭和32年) | 11月 | 資本金3,000万円に増資。(愛知セロファン) | |
1958年(昭和33年) | 2月 | 豊橋市前田南町の旧郡是製糸豊橋工場を買収し、豊橋市関屋町から製造・加工部門および本社を移転。(ミスズセロファン) | |
1959年(昭和34年) | 7月 | 資本金3,000万円に増資。(ミスズセロファン) | |
1960年(昭和35年) | 3月 | 資本金4,000万円に増資。(愛知セロファン)
ポリエチレン押出機、グラビア印刷機、自動製袋機を設置し、一貫生産の体制を整備する。(ミスズセロファン) ポリプロピレンフィルム「スズロンP」を販売 |
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1961年(昭和36年) | 6月 | 水溶性フィルム「ソルブロン」の開発に成功。(愛知セロファン)
洗剤包装(サンスター粉石鹸「サラット」)用として供給開始。 |
開発当初の洗剤包装用「ソルブロン」 |
9月 | 高密度ポリエチレンフィルム(HDPE)を製造開始(ミスズセロファン) | ||
1962年(昭和37年) | 1月 | ブローマチック(中空成形機)を日本で初めて設置し、プラスチック容器の製造を行う。(ミスズセロファン) | |
8月 | 資本金8,000万円に増資。(愛知セロファン) | ||
1963年(昭和38年) | 5月 | 資本金1億1,600万円に増資。(愛知セロファン)
資本金4,400万円に増資。(ミスズセロファン) |
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6月 | 愛知セロファン株式会社とミスズセロファン株式会社が合併し、「アイセロ化学株式会社」に社名変更。住友化学工業と資本並びに技術提携し、資本金1億6,000万円とした(本社:名古屋市北区福徳町3の18、豊橋工場・名古屋工場となる)。 |